東京湾における月別・魚種別船釣り客数
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昭和59年度の船釣り客数の動向について、前半のカレイ・アイナメは順調に釣れたが、異常寒波の襲来とタンカー同士の衝突による二塩化エチレン流出事故等によって客足は伸びなかった。 シロギスについても湧きは良く好調に釣れた割に釣客数が、それほど伸びなかった。ハゼについては、湧きが少なく期待薄とみていたが、大雨による水質汚濁がなかったのに加え、その生育に絶好の気象条件に恵まれて、死滅することなく順調に育ったから、羽田沖を中心として広範囲にわたって近年にない豊漁に恵まれ、前半の不調を後半で持ち直した。 |
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