2022/12/13
2022/11/8
11月8日、羽田沖にメバル稚魚13,000尾を放流しました(東京港埠頭株式会社より委託事業)。
メバル稚魚は前日愛知県を出発して活魚車トラックで陸送され、大田区平和島の「まる八」桟橋に到着しました。
午前7時半、放流準備をスタート。まず、メバル稚魚の状態・体長測定などを行って確認します。次に、2,500尾の稚魚に標識タグピンを取り付ける作業を開始。 また、放流船で稚魚を輸送する為に必要な酸素供給装置など様々な準備を行います。
午前9時、大田区立開桜小学校4年生が桟橋に到着しました。児童の皆さんは熱心に水槽内のメバル稚魚やタグ打ち作業を観察したり、活魚車内の水槽から稚魚を船に運び入れるバケツリレーを一緒に行いました。そして、全員ライフジャケットを着用したら出船準備の完了。
3隻の船に分乗して放流海域の羽田沖へ出船し、放流海域である羽田沖に到着すると皆で次々と稚魚達を放流しました。
メバル達がこの海域で元気に成長してくれることを願っています。
■事業件名: 令和4年度 羽田沖浅場稚魚放流委託事業
■実施日時: 令和4年11月8日(火)午前7時30分~11時30分
■放流海域: 東京湾・羽田沖
■放流種苗: メバル稚魚(13,000尾/愛知県産/平均体長:8.5㎝)
※成育調査用の標識タグピン2,500本(カラー:青色/【T-22】表記)
■使用船舶:つり船4隻(放流船:3隻,本部船:1隻)
■作業参加:東京湾遊漁船業協同組合,大田区立開桜小学校,東京港埠頭(株)
■集合場所:大田区平和島「まる八」桟橋
※当方では放流したメバルやカサゴの成育状況を把握したく追跡調査もしています。
東京湾でタグ付メバルやカサゴを釣られたら是非ご一報ください。
2022/9/6
令和4年9月6日(火)、当組合と(公財)日本釣振興会東京都支部との共催において、カサゴ稚魚の放流事業を実施しました。
今回は、羽田沖を地元の海とする大田区内の中学1年生も一緒に作業に参加しました。
■放流日時:令和4(2022)年9月6日(火)午前7時~12時
■放流海域:東京湾・羽田沖/若洲沖(海浜公園前)
■放流種苗:カサゴ稚魚(計30,000尾/愛知県産/平均体長:約8㎝)
※成育調査用の標識タグピン3,000本(今年度のカサゴ稚魚:赤色タグ【T-22】表記)
■使用船舶:釣り船8隻(放流船:7隻,本部船:1隻)
■作業参加:東京湾遊漁船業協同組合・(公財)日本釣振興会東京都支部
☆東京湾で標識タグ付のカサゴ・メバルを釣られた場合は是非ご一報ください
2022/5/24
5月24日、皐月晴れの空の下、組合員・関係者合計33名で、羽田沖浅場の清掃活動を行いました。まさに6年ぶりの活動になります。
当組合では2001(平成13)年から、この浅場の清掃活動を継続しております。しかし、オリ・パラ東京大会2020による警備規制、新型コロナウイルス感染拡大…等の影響で、2016(平成28)年の活動を最後に、5年ほど活動自粛を余儀なくされていました。ようやく今年は感染対策を行いながら清掃活動を復活しようと計画・準備をして、当日を迎えることができました。
朝8時、平和島「まる八」桟橋を出発し、30分程で当該エリアに到着。浅場に上陸後、約2時間かけて総出で清掃活動を行いました。
大量に回収した漂着ゴミ(約150袋)は、協力して頂いた東京都の清掃船に載せこみ、またpetボトルの一部は当組合で自主回収・処分を行うために桟橋へ持ち帰りました(専用袋81袋分)。
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羽田沖浅場は空港東側の周囲約8㎞にわたり人口的に造成した浅場です。羽田沖は多種多様な魚介類の生息海域であり、そこに広がる浅場は江戸前の豊かな海を守るため重要な役割を果たしています。しかし、広い浅場には残念ながら日々多くの漂着ゴミが打ち上げられます。江戸前の豊かな羽田沖を守るため、私たちは今後もこうした活動を継続して参りたいと思っています。
※当日は東京海上保安部の方々も一緒に作業して頂きました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。