 平成20年10月28日(火)、当組合では、毎年行っている放流事業の一環として、羽田沖放流水域での「放流魚生態調査」を行った。 現在、羽田沖は、羽田空港の拡張工事が進められている最中だが、当組合では、毎年羽田沖水域にクロソイとカサゴの稚魚を計20,000匹以上放流しており、この内約1割にタグを付けて成育状況等の調査を行っている。
 今回もそうした調査の一環で、当組合の3隻の釣り船に組合員が乗り込み、まず羽田沖でイワシを釣り、これらをエサにクロソイを狙った。 釣り場は、羽田沖及び多摩川河口周辺で、竿を出すとクロソイのほか、カサゴ、メバル、フッコ、アジ、サバなど、様々な魚が釣れた。
調査のための釣りは、昼には終了。残念ながら今回はタグ付きの魚は出なかったが、クロソイは最大46センチの大型をはじめ、40センチ前後のものも多く上がり、その他の魚種、魚影も十分で、羽田周辺の水域もまだまだ豊かな生態系が残されていることが確認できた。
※タグ付き放流魚は、毎年、東京湾内の漁業者や釣り人によって採捕されています。放流魚の生態調査にご協力ください。再捕された方は、お手数ですがこちらまでご連絡をお願いします。
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